君にはずっと笑っていてほしいよ

とある藤ヶ谷担のひとりごとです。

あんちゃんを観劇した感想。

6月27日から始まった北山宏光主演舞台「あんちゃん」も、本日7月23日で東京公演が終了…(寂しい)

私が観劇したのは3日目だったので、まだ観劇されていない方がたくさんいる中でネタバレをすることに抵抗を感じたため、今頃になって感想をつらつらと…。(約1ヶ月経っているので、記憶が曖昧すぎる笑)

※ほぼ自分用のメモ

 ※思い出しながら書くため、シーンの順番がゴチャゴチャになります

 

照明が落ち、ザーザーと雨音が鳴り響く。(結構な大雨)

照明が明るくなった瞬間、目の前に北山宏光がっっ!!!

劇が始まって最初に思ったこと、「北山くんが生きてる」

北山宏光が目の前で手を握りしめ、呼吸をしているではないか!時々唾を飲み込む喉元も素敵…なんて変態な部分が顔を出してきてしまう。

他の演者さん方のセリフや演技に合わせて少しずつ表情を変えたり、下を向いて見たり、パッと話している方を見たり、冒頭から細かなところまでこだわって演技をしている北山くんは、すでにアイドル北山宏光ではなく凌くんだった

凌くんの最初に発したセリフは鳥肌ものだった…(遠い目)

 

観劇前は、凌くんがお父さんをものすごく恨んでいると思っていたのだが、むしろ父の帰宅後もどちらかというと父の味方だったので驚いた。

 

感想を述べるにあたって外すことのできない話題「ショタ凌くん」

弟ができるかもしれない!のシーンでは、本当に子供のように濁りのない透き通った目をキラキラさせて「本当?!」と言うところで、全観客の母性本能をくすぐるという伝説が生まれた(と勝手に思っている)。抱きしめたい欲が溢れてしまう。

ランドセル凌くんはかわいいの塊でしかなかった。身体は大人の北山宏光(爆)なのに、私には小学生にしか見えなかった。

ちくわぶが美味しくない話をしている時の足が可愛い。(着目点)

余談ですが、私はちくわぶ大好きなため、「みんな嫌いじゃん」的な発言に衝撃を受けました。え?みんなちくわぶ嫌いなの??(笑)

 

 パパのところに行きたい凌くんと、凌くんに出て行ってほしくないお母さんの気持ち、それを聞いて「行かないよ…」って言う凌くん。あぁ、泣ける。「パパのところ行きたい!」って泣いた凌くんが、「行かないで。」って言うお母さんの気持ちを優先した瞬間は、凌くんが一歩大人になった瞬間なのかな…。

凌くんが一人暮らしも結婚もしないでずっと家に住み続けているのは、この「行かないよ…」という言葉をずっと守ってるのかな?なんて思ったりもする。

 

私が一番泣いたシーンは、クマのぬいぐるみを捨てるシーン

弟ができるかもしれないとわかって、クマのぬいぐるみでお風呂に入れる練習やおむつを替える練習をした凌くん。それを想像した時に一番泣いてしまった←北山くんが演技していたわけではない(爆)

もうおわかりいただけただろうか?そう、私は途中から北山宏光の存在すら忘れて物語に入り込んでいた(笑)

 

お父さんの盗撮(言い方)を嬉しそうに説明してるシーンからの最後の怒涛の長ゼリフ。力強く迫力のあるシーンにただただ圧倒されてしまった。

 

 お父さんがどんな気持ちで盗撮(だから言い方)してたのかわからなかったのと、弟になるはずだった子の天使になってしまった経緯とその前後の凌くんの心情、お父さんの病気がどうなるのか。最後までわからないところが多いからこそ、観劇後に時間をかけて自分の中であの家族について、自分の家族について考えることが自然とできるようになってるのかな、そういう狙いもあるのかな、なんて思ったりする。

 

 カテコでは「全員見えてるよ。来てくれてありがとう。」って一生懸命目で伝えてくれてる感じがして、あぁ、北山くん…ってなった。

 

 

とにかく、素晴らしい作品だった。俳優北山宏光の演技の良さを大声で世の中に叫びたい!

未だにあんちゃん引きずっております。

オタクじゃない人にも見てもらいたい作品だったなぁ。

北山くんが主演じゃなかったら存在を知ることもなく、私の人生に交わることのなかった作品。北山くん、素敵な作品に出会わせてくれてありがとう。

これから生きていく中で、ふとした瞬間にこの作品を思い出してしまうだろうと思う。(重い)

 

なんとも長々とまとまりのない文章で、とてつもなく自己満足なあんちゃんの感想でした。