君にはずっと笑っていてほしいよ

とある藤ヶ谷担のひとりごとです。

「そして僕は途方に暮れる」

 

藤ヶ谷太輔主演舞台

「そして僕は途方に暮れる」

40公演、本当にお疲れ様でした!

「まだ観劇してない人がこれを見たら楽しみを奪うかもしれない…」とか心配する必要がなくなったので(いらぬ心配)、感想を…。

 

2年ぶりの舞台が発表されたあの日から、観劇当日を迎えるまで、忙しい時期だったせいか、あっという間でした〜…

舞台観劇までに痩せるはずだったのにな〜、あれ〜?って感じ(いつものこと)

 

WSで私とは裏腹に頰がこけるほど痩せた藤ヶ谷くんの姿を見た時は、ストレスかな?本当に大丈夫?体調悪いんじゃないの?追い込まれすぎてない?無理してない?なんて、お節介な言葉ばかり浮かんでいたけど、実際に観劇してみると、うん、裕一くんになるには頰がこけるのも仕方ないなと謎に納得。

 

藤ヶ谷くんが演じた菅原裕一くんは、たぶん、藤ヶ谷くんとはかけ離れてると思うんです。共通点を探すの、すごく苦労したんじゃないかな?理解できない思考とか、たくさんあったと思う。モデルが三浦さん本人みたいな話を聞いたから、三浦さんには失礼かもしれないけど(笑)

 

さてさて、ほんの少しだけ春の訪れを感じる日、私的初日を迎えた私は、いつもより時間をかけて化粧をして、髪を巻いてみたりなんかして、もうウキウキでした。なんて言ったって、昨年の夏以来の生藤ヶ谷くん!舞台の内容なんて関係なく「藤ヶ谷くん好き…」って帰ってくることを信じて疑わなかったのです…


観劇後の感想は、「裕一ふざけるな」でした(笑)藤ヶ谷くんに会えた喜びなんてどこへやら(笑)

想像以上のクズっぷりにすごくムカつき、ラストシーンで周りが鼻をすする中、腕を組んで裕一くんを睨んでしまったwww
一緒に観劇してくれたお友達に「絶対あんな男と付き合わない!最後かわいそうな感じで終わったけど、浮気して逃げた男に泣く権利なんかない!里美ちゃんもあんな男別れて正解だよ!」とひどい感想を述べ続けました(口に出さなきゃ気が済まなかった)(聞いてくれたお友達仏様)


帰宅途中の電車も、就寝前も、朝の満員電車の中でも、頭の中は裕一くんのことでいっぱい。(恋ではない)まだ私には早かったのかな?人生経験が足りないのかな?感受性が乏しいのかな?などと、ものすごく悩んでしまうほど、正直良い作品だと思えなかったです(正直すぎる)

でも、もう一度観劇したとき、あまりに見えるものが違って、本当に驚きました。裕一くんの性格を知った上で観ているからなのか、イライラも初回と比べ物にならないほど感じなくなり、イライラしないおかげで冷静にお話として観ることができ、細かい演技まで気にかけることができました。それぞれの関係性やセリフの意図、セリフにはない彼らの心の動きなどを想像することができ、そこから派生して自分自身を見つめなおすことができる、自分でも気づかぬうちに自分の弱い部分や見ないようにしてきた部分について考えさせられてしまう、すごい舞台だと感じました。

私が最初に裕一くんに泣く権利がないと思ったのは、裕一くんの涙が「彼女と親友に裏切られ、途方に暮れて出た涙」だと思っていたからだと思います。頭が弱いので、裕一くんにイライラすることに脳みそ使いすぎて舞台の内容を深く考えることを怠ったんですね〜。

2度目の観劇で、「彼女も親友も失ったのは、自分が逃げ続けた結果であり、自分のしてしまったことを嘆き、自分の弱さを責める、後悔の涙」だと解釈し、はじめて裕一くんの涙にグッときました。

そして僕は途方に暮れる」って、「行く場所がなくなって途方に暮れる」だと思ってたけど「自分の不甲斐なさに途方に暮れる」ということなのかな〜?なんて、動かない脳で考えたりしました。

 

今回は、立見のチケットも入手することができ、何度か観ることができました。幕が開いてすぐの頃は、緊張感がヒシヒシと伝わってきていた演技も、東京公演の終盤にもなると、肩の力が程よく抜けて、目の前に見えている裕一くんだけでなく、裕一くんの人生の背景まで感じさせる藤ヶ谷くんの演技に驚かされました。もう、なんというか、裕一くんが実際にその日まで生きてきて、実在する人物のように思えてくるほど、藤ヶ谷太輔を感じさせない演技!語彙力がなくて伝えられないのがもどかしい!

すごく上から目線な発言ですけど、確実に演技が上手になっているなあと感心。

今まで演じてきたどの役より難しかったと思うし、同時にやりがいや学ぶことも多かったと思います。この舞台で学んだことを全て自分のものにできたら、藤ヶ谷くんってきっと無敵。どの俳優さんよりも優れているとか、そういう意味ではなく、さらに上へと高みを目指し、新たな役に挑戦できるのではないかということ。こういう期待が藤ヶ谷くんを苦しめることが多いのかもしれないけど、まだまだこの人は可能性に満ち溢れていると期待せずにはいられない演技でした。藤ヶ谷くん本人も舞台は楽しいと言っているから、もっといろんな人に出会って、いろんな作品に触れて、また舞台の中央で堂々と演技をする藤ヶ谷くんを見ることができたら嬉しいです( ˘ω˘ )

この舞台は、業界の様々な方に見ていただけたようなので、次のお仕事に繋がるといいなあ☆

 

相変わらず文章をまとめる力がなくて、ただただ長い感想文になってしまったけど、要するに私が言いたいのは

 

藤ヶ谷くん好き…

 

(これ1ヶ月くらいかけて書いたのやばいよな)